先輩インタビュー

日本大学では,FD活動に学生の声を反映させながら教育力の向上を目指すべく,2013年度より,学生・教員・職員が一堂に会して学生FDや本学の教育について理解を深め,気軽な雰囲気の中で語り合う「日本大学 学生FD CHAmmiT」を開催しております。
今回は,短期大学部(船橋校舎)から,「日本大学 学生FD CHAmmiT2015」及び「学生FDサミット2016春」の運営を担う学生スタッフとなった生命・物質化学科2年のT.Yさんにインタビューを行いました。

生命・物質化学科2年 T.Yさん
理工物質応用化学卒 現埼玉県警職員

生命・物質化学科 T.Yさん

日大理工物質応用化学科2018年3月卒
日大大学院物質応用化学2018年4月入学 就職のため同10月退学
2018年10月1日付 埼玉県警職員 就職

学生スタッフに応募した理由は?

2014年12月に開催された「日本大学 学生FD CHAmmiT2014」に生命・物質化学科の先生に勧められて参加し,日本大学の他学部・他学科の学生・教員・職員やいろいろな人たちと交流が出来たのは大変貴重な場でした。特に,「良い授業とは何か」というテーマでグループディスカッションを行ったことで,授業をより良くするためには,教員・学生と関わり方が重要であることに気づき,次第にFDの面白さを感じ始めました。そこで,今回は一参加者としてではなく,もっと深くこの場に関わりたいと思い,学生スタッフに応募しました。

学生スタッフとしての抱負は?

前回,「日本大学 学生FD CHAmmiT」に一参加者として参加した際,冒頭はどのようなことをやるんだろうと不安や疑問ばかりだったのですが,学生スタッフの方が上手く助言してくださったおかけで,普段感じている授業の在り方等を気兼ねなく発言でき,他の参加者の方と活発な議論を深めることができました。そこで,今回は学生コアスタッフを支えつつ,全体の運営が滞りなく進むよういろいろな形で貢献していければと思っています。日本大学は「日本一教育力のある大学」を目指しています。「日本大学 学生FD CHAmmiT」を成功させることによって,学生視点でより良い授業になるように貢献できればと考えています。

短期大学部(船橋校舎)の授業・魅力は?

普段の授業は,講義・実験でも少人数の授業になっていて,教員と対話や質問をしながら授業が展開されているため,きめ細かく学生自身が能動的に授業に取り組める環境が整っています。また,学科の学生数が少ないため,学科の学生のほとんどと顔見知りなので,男女共学高校のクラスの延長線上の雰囲気で,和気あいあいと切磋琢磨して勉学に励んでいます。
また,学科にて研修旅行や卒業パーティーも行っています。本当に一緒に過ごす時間が長いので,多くの仲間と絆が深められます。現在,私は学科のクラス幹事なので,研修旅行や卒業パーティー等の企画にも携わっています。普段の授業と重なって,時間のやり繰りが大変ですが,すごくやりがいを感じています。

短期大学部(船橋校舎)の授業・魅力は?

卒業後の進路は?

私は,高校時代まで理科と数学が好きでした。また,テレビドラマの影響で科学捜査研究所職員(科捜研)に憧れていたので,生命・物質化学科に入学しました。入学当初は,併設の理工学部物質応用化学科に編入して,大学を卒業後,科捜研で働きたいと考えていましたが,危険物管理入門の担当教員から千葉県警を紹介してもらい,科捜研の実情を聞いたところ,4年制大学を卒業して現場で働いている方は少なく,大学院を卒業している方がほとんどと聞きました。これを受けて,将来的な進路として大学院に行くことも考えています。現在,まずは理工学部物質応用化学科に編入できるよう目下勉学に励んでいます。

高校生へのメッセージ

短期大学部(船橋校舎)は,4年制大学への編入学支援体制が充実しており,入学後,努力すれば,併設の理工学部や他大学への編入の道も拓けてきます。また,普段の学生生活は,学科全員の学生の顔がわかる人数ですので,先生方も含めて本当にアットホームな雰囲気です。さらに,併設の理工学部と施設(食堂・研究施設)等は共有されているので,他の短大や専門学校にはないスケールメリットが得られたり,短大と大学の垣根を越えた交流も盛んに行われています。私にとって,短期大学部(船橋校舎)は,さまざまなことが実現できる舞台です。高校生の皆さんもぜひとも自分が輝ける舞台を模索してみてください。

高校生へのメッセージ