
主な担当科目
- 解析学基礎論,数学通論Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,微分積分学Ⅰ,Ⅱ,数理統計Ⅱ,多変量解析
出身地
- 京都府京都市
趣味
- 手芸,絵画鑑賞,水泳

私の研究分野は数学の中の「特異摂動の代数解析」と呼ばれる分野で、Planck定数のような小さなパラメータを含む特異摂動型の微分方程式や差分方程式を完全WKB解析の立場から研究しています。量子力学における WKB 法では WKB 解と呼ばれる摂動解を有限項で打ち切り近似解として扱うのに対して、 Borel 総和法により発散級数に解析的な意味付けを与えて解析する手法が完全 WKB 解析です。「完全 WKB 解析と位相的漸化式との関係性」や「微分差分方程式系の解の大域的構造の解析」などの研究テーマに取り組んでいます。
中学の頃は数学が苦手だったのですが、中学3年生のときの数学の先生の影響で、なぜその公式が成り立つのかを考えるようになりました。はじめは苦労しましたが、考える習慣を身につけていくうちに、一見関係なさそうなものが関係していることに気づくようになり、面白いなと思ったのが数学に興味を持ったきっかけです。その経験から大学生や修士学生の頃は高校の数学教員を目指していて、院生の頃には高校で非常勤講師をしていたこともあります。ゼミで現在の研究分野に出会ったことで研究を続けたいと思い、大学院修了後は関西学院大学での研究員、茨城高専での教員を経て、現在に至ります。
小学生の頃からビーズ細工や絵を描くのが好きで、そこから羊毛フェルトや切り絵、刺繍や手毬作りなど歳を重ねるにつれて趣味が増えていきました。それらを組み合わせて、アクセサリーやポストカードを作成したりもしています。 また絵画鑑賞も好きで、特に東京近辺は美術館が多くあるので、休日は美術館で絵を鑑賞することもあります。 小さい頃からの趣味としては水泳や天体観測もあります。大学生の頃は天文研究会に所属していて、天文写真を撮ったりもしていました。最近はあまりできていませんが、水泳を再開したいなと思っています。
総合学科では様々な専門分野に触れてから自分の専門分野を選べる点が大きな魅力だと思います。ぜひ色々な分野に興味や関心をもってください。 数学に関しては、内容が抽象的になり、高校までの数学と全く違うと感じる学生さんもいるかと思います。はじめは理解するのにかなりの時間を要することもありますが、苦労の後にはわかるようになった嬉しさやその先の楽しさが待っています。一つ一つ丁寧に考えて、理解することを諦めないことが大切です。「なぜそうなるのか」という好奇心を忘れずに、じっくり数学と向き合ってほしいと思います。