教員紹介

赤澤 寛行
ものづくり・サイエンス総合学科 准教授 / 博士(工学)

赤澤 寛行 AKAZAWA Hiroyuki

有機天然物化学

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主な担当科目

  • 基礎の化学 有機化学 分析化学 分析化学実験

出身地

  • 東京都三鷹市

趣味

  • 将棋(指す将・観る将), 映画鑑賞(アマプラ含む)

ご自身の研究分野・研究テーマについて教えてください。

私の研究テーマは、有機天然物化学で、一言でいえば植物に含まれる有機化合物の探索とその機能評価です。植物の中でも、剪定枝や未熟果などの植物廃棄物や、ヤマモモなどの伝統生薬を対象としており、自身の研究ルーツであるタイ産植物にも注目しています。薬学とは違った理工学的な観点から、未知成分の構造解析や、成分の有効利用法などを日々研究しています。機能評価として最近注目しているのはがん細胞に対する傷害活性や細胞内で起こる酸化に対する抗酸化活性です。

総合の道・現在の専門分野に進んだ理由,現職に就かれるまでの経歴を教えてください。

漠然とバイオ関連の研究室を志望しようと考えていた際に、3年次の微生物を扱う実験で雑菌を混入させ, 細菌を扱う適性が無いと感じていました. そこで次善の匂い・香料の研究を行いたく選んだ生物資源化学研究室では匂いは行っていないものの, そこで天然化合物の複雑さに出会いました. その後同じ研究室で博士課程まで進み, その天然物由来化合物への興味は尽きずタイ王国で現地の多様性あふれる植物とその中の成分を研究していました. その後, お世話になった先生から声をかけていただき現職に至ります.

ご趣味について教えてください。

将棋は子供のころから指しており、棋歴としては40年近くになるのかもしれません。本格的に指したのが大学生のころで、その頃には真剣に指している人には敵わないことがわかっていたので誰もやらないような戦法に傾倒し今に至ります。推しの棋士は羽生先生です。最近はまっている映画はモキュメンタリーです。急に叫び声がでてくるようなものは苦手ですが、ジワジワと怖さが出てくるものをよく好みます。

総合を志望している学生や在学生へのメッセージをお願いします。

化学は物理や数学などの学問を基礎として培われた理論的な面と、実験や現象などにより積み重ねられた経験的な面を持っています。古くからある学問であっても近年でも新しい発見が報告されています。最近では、炭素と炭素の四重結合が報告されるなど未知なる部分があるのも化学の魅力です。サイエンスの基本となる、なぜこうなるのか、という問について地球上で触れることのできる物を対象にしているのが化学だと思っています。日頃のなぜこうなるのか、という気付きを普段から持ち続けることがとても大事だと思います。