ものづくり・サイエンス総合学科DEPARTMENT OF SCIENCE AND MANUFACTURING TECHNOLOGY

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学科概要

幅広い7つの理工系専門分野(機械工学,電気電子工学,情報科学,応用化学,物理学,数学,総合科学)の中から,自らの興味や適性に応じて入学して半年後に主として学ぶ専門分野(主専攻分野)を決めることができます。

機械工学分野

デザイン系分野

機械の進歩は,人類の夢や豊かな暮らしの実現を可能にします。材料力学・工業力学・流 体力学・熱力学・ 機械加工を中心に,演習や実験・実習,設計製図などの実技教育を交え,機械工学の基礎的知識・ 技能を一から学ぶことができます。

電気電子工学分野

デザイン系分野

電気は家電・ 電子機器やエネルギー・ 通信交通・ 水道など,産業や生活の基盤となる社会インフラを動かしています。これらの機器や施設・ 設備に使われる回路や電子素子の原理・基礎知識を,講義や実験・ 実習を通してーから学ぶことができます。

情報科学分野

デザイン系分野

情報科学のプログラミング,ネットワークなどの基礎知識・技術を学ぶ学修プログラムが用意されており,情報科学の基礎を身に付けることができます。さらに深く学びたい人のための授業科目やゼミナールも開設しています。

応用化学分野

デザイン系分野

テクノロジーの革新は,新しい材料が開発されることによって成し遂げられてきました。無機·有機物質,化学プロセスに関する基礎科目と機能性マテリアルの創製および生物機能の解明に関わる,実践的で有用な専門知識を学ぶことができます。※平成31年度

物理学分野

デザイン系分野

物理学は科学技術の基礎であり,さまざまな自然現象の奥に潜む基本法則を探求する学問です。その基礎理論である力学・電磁気学・量子力学・相対論はもとより科学·エ学に必要な数学などについて,演習を交えて一から学ぶことができます。

数学分野

デザイン系分野

数学は,現代の科学技術を支える重要な役割を担っています。微分積分学・ 線形代数学をはじめ純粋数学の基礎と情報数学の入門的知識について,演習を交えて初歩から学び,数学的なものの考え方や表現力を身に付けることができます。

総合科学分野

デザイン系分野

知識・技術の急速な進化や産業の高度化が進む経済社会において,職業横断的な能力として重要な論理的思考力とともに,第4次産業革命時代の新たなリテラシーとしての数理・データサイエンスの基礎を身に付けることができます。

資格

幅広い専門分野に応じ,多種多様な資格にチャレンジすることが可能です。応用化学分野では危険物取扱者など ,化学関連のさまざまな資格取得を目指すことができます。情報科学分野では,情報処理関係の国家試験や検定試験に対応した知識・技能を習得できます。資格取得希望者を対象としたゼミナールなどもあり,資格取得を積極的に支援しています。

目指せる資格

  • 第二種第三種電気主任技術者
  • 第二種電気工事士
  • CATIA V5 Associate
  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験
  • MOS Excel 365&2019
  • MOS Word 365&2019
  • MOS Access 365&2019
  • インターネット検定「.com Master」
  • 危険物取扱者(甲種)※
  • 消防設備士(甲種)※
  • 火薬類製造保安責任者(甲種)
  • 作業環境測定士
  • 放射線取扱主任者
  • 化学分析技能士
  • 環境軽量士
  • 医薬部外品製造販売業責任技術者
  • 臭気判定士
  • 毒物劇物取扱責任者
  • 化粧品製造販売業責任技術者

※指定された授業科目の単位を修得することが必要です。

進路

進路の傾向(令和5年3月卒業者)

活躍できる業界・職種

  • 一般機械器具製造業
  • 金属製品製造業
  • 精密機械製造業
  • 篭気機械器具製造業
  • 輸送機械器具製造業
  • 建設業
  • 地方公務員
  • 国家公務員
  • 情報サーピス産業
  • 総合職事務
  • システムエンジニア
  • 営業
  • 中学校・高等学校教諭
  • 化学工業製品製造業
  • 金属製品製造業
  • サービス業
  • 小売業
  • 品質管理
  • 分析オペレータ
  • 研究補助

授業紹介

応用物理学実験Ⅰ

基礎的な測定機器の扱い方を習得し,物理現象やその法則性について理解を深め,実験と理論の密接な関係について学習します。物理現象を把握するセンスや創造的な研究態度を養うことができます。

微分積分学Ⅰ·Ⅱ

数学科編入学希望の学生を対象に「微分法・積分法」を支える基礎理論を実数論に基づいて,教員と学生の双方向のやり取りを通してその本質を確認しながら,応用へ理論展開を行っていきます。

プログラミング基礎

ソフトウェア開発の基盤となるプログラミングの基礎的な知識・技術を,C言語を通して学びます。コンピュータ演習室での実習により基礎的な文法を理解しプログラムを作成する能力を身に付けます。

基礎電気電子実験

電気・電子分野に関する基本的な実験に必要な機器などの原理や扱い方を体得します。実験を通じて理論と実際との関係を学びます。

機械工作実習Ⅰ

機械工作実習では,加工図面から部品加エ・機械組立までの「ものづくり実習」を行います。製図の授業では,加工図面の作成も行っているので,作図から機械製作まで,一貫して学ぶことができます。

物理化学・化学工学実験

物理化学や化学工学分野の基礎である物性測定や化学プロセスに共通する物理的操作および各測定データの解析について学習し,その考察を通して,自然界の諸法則を実験によって検証します。

カリキュラム

ゼミナール(必修科目)
入門ゼミナール/基礎ゼミナール/発展ゼミナール/総合ゼミナール/卒業研究
機械工学分野
材料力学Ⅰ·Ⅱ/材料力学演習Ⅰ·Ⅱ/機械要素Ⅰ·Ⅱ/機械工作法Ⅰ·Ⅱ/機械工作実習Ⅰ·Ⅱ/機械製図の基礎/基礎機械設計製図Ⅰ·Ⅱ/流体力学Ⅰ·Ⅱ/流体力学演習Ⅰ·Ⅱ/機械材料/機械工学実験/機械設計製図Ⅰ·Ⅱ/機械力学演習/熱力学演習
電気電子工学分野
電磁気学Ⅰ·Ⅱ/電磁気学演習Ⅰ·Ⅱ/電気計測Ⅰ·Ⅱ/基礎電気電子実験/回路網の解析/電子回路Ⅰ·Ⅱ/基礎電子物性/回路の応答/回路理論Ⅰ·Ⅱ/電気機器/電子物性工学/応用物理学実験Ⅰ·Ⅱ
情報科学分野
コンピュータシステム序論/プロクラミング基礎/論理回路/情報基礎実験/コンピュータハードウェア基礎/プログラミングⅠ·Ⅱ/ 情報ネットワーク基礎/情報セキュリティ基礎/数値解析/コンピュータグラフィックス/Javaプログラミング/数値シミュレーション/情報数理入門/応用物理学実験Ⅰ·Ⅱ
応用化学分野
有機化学Ⅰ·Ⅱ·Ⅲ/無機化学Ⅰ·Ⅱ·Ⅲ/物理化学Ⅰ·Ⅱ/分析化学Ⅰ·Ⅱ/生命科学概論/化学Ⅲ/基礎化学工学/生命科学Ⅰ·Ⅱ·Ⅲ/高分子有機化学実験/生物化学実験/高分子科学/生命有機化学/バイオマテリアル/分子生物学/物理化学化学工学実験/分析化学無機化学実験
物理学分野
力学Ⅰ·Ⅱ/力学演習Ⅰ·Ⅱ/電磁気学Ⅰ·Ⅱ/電磁気学演習Ⅰ·Ⅱ/量子力学Ⅰ·Ⅱ/熱力学/応用物理学実験Ⅰ·Ⅱ/物理数学/物理数学演習/量子力学演習/相対論
数学分野
数学通論Ⅰ·Ⅱ·Ⅲ·Ⅳ/解析学基礎論/代数学幾何学Ⅰ·Ⅱ·Ⅲ/微分積分学Ⅰ·Ⅱ/代数学Ⅰ·Ⅱ
総合科学分野
情報活用演習Ⅰ·Ⅱ/多変量解析/応用化学実験/ベクトル解析/ペクトル解析演習/複素関数論/化学Ⅰ·Ⅱ
キャリア・職業教育
工学スキル演習A・B/キャリアデザイン/危険物管理入門
一般教育(2学科共通)
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多彩なる7つの専門分野

ますます多彩になる7つの専門分野から,1年後学期の始めに主専攻分野を選択します。各専門分野の教育では,10 ~20名程度の徹底した少人数制で授業が行われます。講義・演習や実験・実習を通じて確かな知識・技能を身に付けるとともに,ゼミナール形式の授業ではコミュニケーション能力やプレゼンテーション技法など汎用的技能や論理的思考力を養うことができます。また,短期大学部在学中から教職課程科目の一部を履修し,編入学後に引き続き教職課程を履修することで教員免許状を取得できるので,中学校・高等学校の教員を目指すことも可能です。